火災保険の申込書が必要になり、
引き出しを開けると品切れ。
急遽、近くの同業のA君の事務所に分けて貰いに行った。
彼は快く3部出しておいてくれた。
ありがとう、A君。
ところで申込書は、
私の仕事では一番重要な書類だが、
これが結構頻繁に変更になって、従来までの物が使えなくなる。
ついこの間も、
「個人情報の保護に関する法律」というのが施行されたのに伴い
保険すべての申込書も変更になった。
印鑑を押してもらうところに
個人情報についての取り扱いについて
同意印をおしてもらうのだ。
正確に言えば、
保険の申込書の契約印を押すところは、
じつは
「クーリングオフ説明書受領印・
重要事項説明書受領印、個人情報取扱同意印兼用」
となっているのだ。
何か新しい法律やなんかができるたびに
この文言が膨らんでいく。
お客さんはここに印鑑を押せば、後から文句も言いにくくなる。
それまでに印刷したものはほとんど使えなくなるので
保険会社にとってもこの出費は痛いし
代理店にとっても、作業がひとつ増えるわけだ。
それもこれもすべて、
本来は、「弱者である顧客を守るため」なのだが
実際そうなっているのだろうか。
法律を作る人は、そこまで考えてくれないと!